サラリーマンから投資家への道：成功やFIREへの隠された落とし穴

2023年8月30日2023年9月13日

FIREという言葉がいまだに流行ってますよね。

みなさんサラリーマンかやめて投資で自由に生きていきたい！って考えているのでしょうか？

しかし、そこには大きな誤解や落とし穴がありますが、見落としている人が多いのではないでしょうか？

そこで今回は、サラリーマンから投資家への道に関する成功やFIREへの隠された落とし穴について掘り下げていきます。

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「金持ち父さん貧乏父さん」という本に関する注意点や危険性

まずは、ロバート・キヨサキ氏が執筆した「金持ち父さん貧乏父さん」という本に関する注意点や危険性について詳しくご説明します。

この著作は、大げさな表現や誤解を招く可能性がある要素についても議論されており、私自身の見解を交えながらそのポイントを掘り下げていきます。

ロバート・キヨサキ氏は古くから知名度のある方ですが、最近ではYouTubeなどで彼の本を紹介し、金持ちになるための方法として取り上げるコンテンツも増えています。これにより、「金持ち父さん貧乏父さん」は注目を浴びています。

この本は、お金持ちになるための方法についてまとめられていますが、内容としては非常に合理的であり、その中身はほとんど正論と言っても過言ではありません。

しかしながら、この本を読む際に注意が必要な点があります。なぜなら、深読みや誤った解釈をすると、逆効果になる可能性があるからです。実際、多くの人々がこの本を誤解してしまっているケースが存在します。ここでは、その注意点について述べてみましょう。

多くのサラリーマンが起業に比べて投資は簡単と思いがち

お金持ちになる方法は大きく2つあり、中でも人々はサラリーマン、自営業家、経営者、投資家という4つのカテゴリに分類されます。

そして、その中でお金持ちになるためには、経営者か投資家になるしかない、という主張がされています。ただし、この部分に注意が必要です。特に、サラリーマンが投資家になろうとすることは避けるべきです。なぜなら、メディアの影響もあってか、投資は起業に比べて簡単そうに見える反面、実際には多くの知識や経験が必要であり、安易に取り組むと失敗する可能性が高いからです。

今まで会社から毎月お金をもらっている安定な生活を送ってきた人が、いきなり起業して、不安定な生活をスタートするには勇気が必要でしょう。特に一度就職してしまえば、考え方もマインドもサラリーマン思考になり、そのまま年月が経てば経つほど、一歩踏み出す勇気は失われていきます。

それに比べ投資は、サラリーマンをしながらでも、なんか本とか読めば自分にもできそうな気がしますよね？スティーブ・ジョブズになるのは無理だけど、投資で月数十万からあわよくば数百万くらい利益出してそうな人が世の中に見えてしまうため（本当に稼いでいるかは怪しい）、なんとなく自分にもできそうと思ってしまいます。

しかし、自分の資産を運用することは容易ではなく、投資家になるためには豊富な知識と経験が必要です。実際に、私の友人で証券会社に勤めている友人と話をしていると、自営業や経営者になることに比べて、投資家として成功することは非常に難しいと感じました。したがって、サラリーマンが投資家に転身する際には、慎重な判断が求められます。

投資は一番再現性があると思いがち

投資は一番再現性があると思いがちですが、実際は一般の人々がこの点を舐めていることがあります。つまり、多くの人がサラリーマンから投資家への転身を早急に図ろうとしている、というわけです。この問題を解明し、サラリーマン、自営業、社長、投資家という4つの役割がある中で、どの順番で進むことが賢明なのかについて考えてみましょう。

まず、サラリーマンとして働く人にとっては、成功へのステップとして自営業への転身を検討することが重要です。その先に投資家としての道が待っていますが、まず最初に自営業としての経験を積むことが肝要です。私自身も最初は自営業での道を進んでおり、その後に起業、その過程で自分自身を奮い立たせるための勇気を持つことが大事だと感じています。自営業になる際には、成功のために必要なスキルや戦闘力を備えることが求められます。

再現性のある成功パターンとして、まずサラリーマンから自営業へとステップアップすることが有益です。そして、自営業としての経験を積んだ後、さらなるスキルを身につけて自分自身の成功を築くための土台を固めることが重要です。この段階で投資家に飛び込むことは早計であり、まずは自営業としてのキャリアを築くことに集中すべきです。

一方で、お金の使い方についても考える必要があります。たとえば、ローンを組んで家を買ったり、高級車を購入することがお金を使う適切な方法ではないという点が指摘されています。これらの支出はあくまで負債を引き起こすものであり、資産を築くためには適切な使い道を見極める必要があります。

要するに、成功への道は順序があります。サラリーマンからスタートして、自営業としてのステップを経て、成功を求める戦闘力を培い、その後で投資家としての道を探求することが得策です。また、お金の使い方についても注意が必要であり、資産を築くためには賢明な選択をすることが肝要です。

このように、成功へのプロセスは慎重な計画と段階的な進行が求められます。サラリーマンから始まる人生のキャリアを築く過程で、自分自身を成長させ、持続可能な成功を目指すことが重要です。

また、家を買う際にはローンを組むことになりますが、それが必ずしも正しい選択ではないことが言及されています。買い物や旅行などの消費についても、適切な判断が重要であり、負債を増やすような選択は避けるべきです。