グローバルニッチトップ企業と投資

こんにちは!グローバルニッチトップ企業って聞いたことありますか?

ドイツが高い輸出水準を維持している理由の一つに、世界に先駆けて国際競争力を持つ企業の育成に力を入れてきたことが挙げられます。ドイツに倣って、日本でも経済産業省が2014年と20年に「グローバルニッチトップ企業100選」が選定されました。

グローバルニッチトップ企業とは、ある特定の分野で世界市場の高いシェアを獲得している企業のことです。

経済産業省は、2020年に113社をグローバルニッチトップ企業100選として選定しました。これらの企業は、高度な技術力や独自性の高い製品・サービスで差別化を図り、国際競争力を高めています。

グローバルニッチトップ企業への投資は、成長性や安定性が期待できるというメリットがありますが、一方で、市場規模や競合状況などによってリスクも存在します。本記事では、グローバルニッチトップ企業に関する説明と、投資で強い銘柄などについて紹介します。

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目次

グローバルニッチトップ企業の定義と特徴

経済産業省が2020年に選定したグローバルニッチトップ企業100選は、以下のように定義されています。

  • 大企業:特定の商品・サービスの世界市場の規模が100~1,000億円程度であって、過去3年以内において1年でも、概ね20%以上の世界シェアを確保したことがあるもの
  • 中堅企業・中小企業:特定の商品・サービスについて、過去3年以内において1年でも、概ね10%以上の世界シェアを確保したことがあるもの

この定義は、ドイツの経営コンサルタントであるハーマン・サイモンが提唱した「隠れたチャンピオン」という概念に基づいています。隠れたチャンピオンとは、「世界市場において業種上位3位以内、またはその企業が位置している大陸のトップであり、収益は50億ドル以下、一般にはほとんど無名な企業」を指す言葉です。

グローバルニッチトップ企業は、以下のような特徴を持っています。

  • ニッチ分野における高度な技術力や独自性の高い製品・サービスで差別化を図り、顧客ニーズに応える
  • 厳格な品質管理や効率的な生産体制でコスト競争力を確保する
  • 直接的な顧客関係や強固な販売網を構築する
  • 忠誠心と有能さを兼ね備えた従業員や強力なリーダーシップを持つ経営者に支えられる

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グローバルニッチトップ企業への投資|メリットとデメリット

グローバルニッチトップ企業への投資は、以下のようなメリットがあります。

  • ニッチ分野での優位性や安定した収益力により、長期的な成長性が期待できる
  • 世界的な需要の拡大や新興国の市場開拓により、収益の拡大が見込める
  • サプライチェーン上の重要性や社会的貢献度が高く、ESG投資の対象となりやすい

グローバルニッチトップ株には株価バリュエーション(投資尺度)の面でも魅力があります。特定の市場で圧倒的な存在感を示す半面、中小型株が多く株式市場での知名度が低い。そのため、日本株が上昇しても割安に放置されがちな傾向があるようです。

一方で、グローバルニッチトップ企業への投資には、以下のようなリスクもあります。

  • ニッチ分野であるため、市場規模が限られている場合がある
  • 競合他社や新規参入者によってシェアを奪われる可能性がある
  • 技術革新や規制変更などに対応できない場合がある

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グローバルニッチトップ企業の事例

グローバルニッチトップ企業100選に選ばれた企業の中から、半導体関連の企業を紹介します。

株式会社BBS金明

石川県金沢市に本社を置く株式会社BBS金明は、半導体用シリコンウェハ研磨装置で世界トップクラスのシェアを持ちます。シリコンウェハは、半導体素子を作るための基盤材料であり、その表面は極めて平滑でなければなりません。BBS金明は、ウェハ表面を均一に研磨するための高精度な装置を開発・製造しています。日本だけでなく台湾や韓国などの半導体大手メーカーからも高い評価を得ています。同社は、今後も半導体産業の発展に貢献するとともに、自動車や医療など他分野への事業拡大を目指しています。

TOWA株式会社

京都府京都市に本社を置くTOWA株式会社は、半導体樹脂封止精密金型や装置の世界シェア1位を誇る会社です。半導体樹脂封止とは、半導体素子を樹脂で覆って保護する工程で、TOWA株式会社は、この工程に必要な高品質な金型や装置を開発・製造しています。同社は、1979年に創業し、1980年から半導体樹脂封止事業に参入しました。その後、自動化や省エネ化などの技術革新や海外展開を進めてきました。日本だけでなく米国や中国などの半導体大手メーカーからも高い評価を得ています。同社は、今後も半導体産業の発展に貢献するとともに、LEDや太陽電池など他分野へ事業拡大を目指しています。

株式会社東日製作所

東京都江東区に本社を置く株式会社東日製作所は、トルク機器の世界トップクラスのシェアを誇ります。トルク機器とは、ねじやボルトなどの締め付け力を測定・管理するための機器です。自動車や航空機などの製造には、正確なトルク管理が不可欠です。東日製作所は、この分野で高い技術力と信頼性を持つ製品を開発・製造しています。同社は、1949年に創業し、1951年からトルク機器事業に参入しました。その後、デジタル化や無線化などの技術革新や海外展開を進めてきました。現在では、日本だけでなく米国や欧州などの自動車大手メーカーや航空機メーカーからも高い評価を得ています。同社は、今後もトルク管理の分野で世界のリーディングカンパニーとして活躍するとともに、医療や環境など他分野への事業拡大を目指しています。

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また、中高級品に的を絞った日本ブランドも、日本製品の品質の高さを背景にグローバルな消費者から支持を得て売上高を伸ばしています。

同社が主戦場にしてきた欧州や日本では、二輪車ライダーの高齢化に伴う売り上げ減少が予想されています。一方で、これらの主戦場に代わる長期の成長ドライバーとして期待されるのが、アジア、特に中国の市場です。

中国では大型二輪車は高額の維持費がかかるため、保有は裕福な人に限定されます。今後は富裕層が増加することで、年率3割程度の拡大が見込まれているのです。

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まとめ グローバルニッチトップ企業

グローバルニッチトップ企業とは、比較的ニッチな分野に特化することにより、国際市場で競争優位を確保している超優良企業のことです。

経済産業省は、2020年に「グローバルニッチトップ企業100選」として113社を選定しました。グローバルニッチトップ企業への投資は、日本経済の成長やイノベーションの推進に貢献するとともに、個人投資家にとっても魅力的な選択肢となります。グローバルニッチトップ企業は、高い技術力や独自性を持ち、世界的な需要が見込まれる製品やサービスを提供しています。

半導体や機械・加工などの分野では、日本の中小企業がグローバル市場で活躍しており、投資で強い銘柄となっています。グローバルニッチトップ企業への投資には、市場規模や将来性が限られる可能性や技術革新や規制変更などによるリスクなどもありますが、それらを踏まえた上で、適切な情報収集や分析を行うことで、有望な投資対象となる可能性があります。

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この記事を書いた人

株式会社シュタインズ
「テクノロジー×教育の研究開発」を事業の基盤に、現在は金融教育サービス事業「Moneychat(http://moneychat.life/)」の企画と開発を進める。

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