絶対に儲かる!?IPO株投資ってなに?

現役高校3年生の私は中学2年生から株式投資をはじめ、日本株投資、米国株投資、投資信託投資など、さまざまな投資を経験してきました。

しかし、ずっとしてみたいけどまだ経験できていない投資の人がIPO株投資です。今回はそんな僕にとっても未知な投資手法であるIPO株投資について話したいと思います。

目次

IPO株投資ってなに?

ここではIPO株投資についての基礎知識について解説いたします。

そもそもIPOってなに?

IPOとは未上場企業だった企業が東京証券取引所のグロース市場や、プライム市場、大阪証券取引所や、アメリカ合衆国のNASDAQ市場などに上場することのことを指します。

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IPO株投資ってなに?

IPO株投資はその名の通りIPO株に投資することを指します。IPOをする企業の株式に投資をすることになりますので、すでに上場している企業と比べると創業してからの年数が若い企業や、売上・利益の規模としては小さな企業が多いことが特徴として挙げられます。

IPO株投資のメリット・デメリット

IPO株投資は株式投資の経験がある方でも経験をしたことがない方が多いと思います。そのため、メリットとデメリットを私が知っている限りで皆さんにお伝えしたいと思います。

IPO株投資のメリット

インターネットでIPO株投資で調べると「絶対に儲かる!」だとか、「ローリスク・ハイリターン」だとか耳障りの良い情報が出ていますが、大前提等して投資に絶対はありません。これだけは絶対です。

しかし、他の一般的な株式投資と比べてリスクが低いと言われているのは確かです。

基本的に上場を間近に迫ったような企業は期待感が高いことがとても多いです。売上も利益も十分な成長を遂げている企業でないと上場の審査を潜り抜けることはできないです。そのため、成長が高い確率で見込まれている企業であることが多いので、期待感からIPOをしてすぐはポーンと20%くらい株価が上がることはよくあります。そのため、確かに比較的短期的には利益が出やすいと言われています。

IPO株投資のデメリット

IPO株投資のデメリットは、IPO株を保有する人のほとんどは長期的に保有する気がないということです。IPO株は先ほど紹介した通り、他の投資手法と比べると比較的利益が出やすいため、多くの投資家が購入し、上場後すぐに売却する。このようなことが起こりやすいです。

また、IPO株は誰でも購入することができるわけではなく、抽選で当たった人のみが購入することができます。そのため、投資したいのに投資することができないことも」デメリットの一つに挙げても良いでしょう。

さらに、絶対に儲かると勘違いしている投資家が多いため、損失を出したときの精神的なダメージが他の投資手本よりも大きいと思われます。

IPO株投資のはじめ方

IPO株を購入するためには抽選に当たらなくてはなりません。そのため、とにかく多くのIPO案件に申し込みをし、より多くの抽選機会を得ることがとにかく重要です。そのため、できるだけ多くのIPO案件を取り扱っている証券会社にできるだけ多くの口座を作ることが、最も当選する可能性を上げることにつながるでしょう。

また、口座数の少ない証券会社を選ぶと良いでしょう。証券会社に販売できる株式が割り振られるので口座数が少ないということは抽選に参加するライバルが少ないということになります。そのため、結果的に抽選に当たりやすくなります。

まとめ IPO株投資

今回はIPO株投資についてのお話をしました。インターネットでは「絶対に儲かる」や、「ローリスク・ハイリターン」などと書かれていることが多いです。

しかし、結論、そんなことはありません。投資に絶対はないんです。確かに比較的利益は出やすいですが、投資の世界に絶対はないのです。皆さんも甘い言葉に騙されず、健全な資産運用をするようにしましょう。

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この記事を書いた人

イノベーティ部代表
2005年生まれ、高校3年生。自ら行動する高校生のためのコミュニティ「イノベーティ部」代表。
中学2年生から株式投資を始め、日本の金融教育に違和感を持ちシュタインズにインターンとして参画。

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