Roblox(ロブロックス)とはゲーミングプラットフォーム、あるいはメタバースのことで、世界中の小学生・中学生を中心に盛り上がりを見せています。
自分で作ったゲームをRobloxにアップロードすることで稼ぐことでき、ゲームで稼ぐGameFiとしても注目を浴びています。
一方でRoblox(ロブロックス)はYouTube版のプログラミングとも言われており、教育分野への活用も期待されています。
そこで今回は教育の側面からRoblox(ロブロックス)を解説いたします。
Roblox(ロブロックス)で様々なゲームを制作ができる!
Roblox(ロブロックス)の一つは、自分でゲームを制作し、公開できるという点です。
公開されているゲームは一般ユーザーによって制作されたものに限らず、NIKEや、ラルフローレン、GUCCIなどの企業が制作したゲームも遊ぶことが可能です。
さらにロブロックスには「Robux (ロバックス)」と呼ばれる仮想通貨があり、自分で開発したゲームを遊んでもらった人たちから収益を得ることもできます。近年では、GameFiやPlay to Earnと呼ばれています。
欧米ではRoblox(ロブロックス)でゲームを作り、学費を稼いだりや生計を立てている学生さんもいるみたいです。
Roblox (ロブロックス) は教育に活用できるのか
Roblox(ロブロックス)には、教育的側面も多く盛り込まれています。
創始者であるDavid Baszucki氏は元々教育者であり、Roblox(ロブロックス)そのものも教育用のソフトから着想を得たものと言っています。
ゲームを開発するには、プログラミングや3Dグラフィックなどの知識が必要になります。
そして、自分の開発したゲームで収益を上げるためには「ビジネス」の視点も重要になります。
試行錯誤しながら、どうすれば他のユーザーがゲームをプレイしてくれるか、どうすればアイテムを購入してくれるか、といったビジネスに近い考え方を体験することがRoblox(ロブロックス)を通してできるのです。
Roblox(ロブロックス)でゲーム感覚でのプログラミング
近年注目されるプログラミング学習ですが、Roblox(ロブロックス)はプログラミング教育に約たつのでしょうか?
プログラミング学習としてのRoblox(ロブロックス)は、プログラミング完全な初心者よりも、少しプログラミングを学習したことのあるお子さんにおすすめです。
ロブロックスではLua(ルア)というプログラミング言語を使用しています。
「Scratch」などのビジュアルプログラミング(アイコンや矢印のような視覚的なオブジェクトを組み合わせてプログラミングができる言語)は、特に子供のプログラミング教育に広く活用されていますが、Roblox(ロブロックス)の場合は、本格的なテキストプログラミング(テキストのみでプログラミングをする言語)の学習が必要です。
そのため、Roblox(ロブロックス)によりプログラミング教育は、ある程度プログラムやテクノロジーの世界に慣れた人が、次のステップとして導入すると良いかもしれません。