あなたは彼女のプレゼントや彼氏のプレゼント、あるいは親のプレゼント、上司のプレゼント、友人のプレゼント、お歳暮やお中元になにを贈っていますか?
好きな人へのプレゼントやお世話になっている人へのプレゼントを決めるのは難しいですよね。
なにを贈っていいのかわからないという人も多いのではないでしょうか?
では、質問を変えましょう。
なにを贈ったら一番喜ばれると思いますか?
いや、そんなの人によって違うでしょ。と思いますよね。
たしかに人の好みや性格によって異なりますが、経済学的にはちゃんと答えがあるのです。
そこで今回は、大切な人へのプレゼントで悩んでいるあなたのために、科学的に喜ばれるプレゼントを教えちゃいます!

誰もが喜ぶプレゼントとは?|科学的なプレゼント選び
科学的には誰もが喜ぶプレゼントがちゃんとあります。
それは、お金です。
いやお金を渡すのはちょっと……と思いましたか?
それでは、どこでも使える商品券はいかがでしょうか?
好みは人によって違いますから、本人が選べるようにお金や商品券を渡すのが良いのです。
とはいえ、さすがにお金や商品券は失礼、と思う方もいるかと思います。
その場合は洗剤やお砂糖など、無駄にならないものを贈ると良いでしょう。
ちなみに、人は安ければ安いほどいいと思いがちですが、ヴェブレン効果といって実は高いほど購入欲が増すこともあるのです。
お金よりも喜ばれるプレゼントとは?|好きな人へのプレゼント
しかし、これでは面白くないですね。
実は、行動経済的にはもっと別のおすすめプレゼントがあるのです!
それは、
相手によっては高級すぎて手を出さず、買わないでいるもの
です。
うんと高価なものでなくても構いません。
普段使いそうだけど、そこにあまりお金は使わないちょっと割高なものです。
高級レストランのお食事券、高めのチョコレート、高めのシャンプーやハンドクリーム、などなど、
自分では買わないけど欲しいものを選ぶと、行動経済学的には相手に喜ばれる確率が高まります。
自分では買わないけど欲しいものを渡そう|科学的なプレゼント選び
お金よりモノを送った方が喜ばれる例として、行動経済学者であるシカゴ大学経営大学院のリチャード・セイラー教授によるプロボウルの調査を紹介します。
プロボウルとは、アメリカンフットボール(NFL)のオールスター戦です。
選手を集めるときに、どんな報酬を提示すれば選手を確保できるのかについて、報酬によって違いが見られたそうです。
高い出場報酬を提示しても、選手を集めるのは難しかったのですが、会場をハワイに移して超一流ホテルのスイートルームと夫婦のファーストクラスチケットを提示したら、確実に一流選手を集めることができました。
巨額の年棒を得ているスーパースターたちなので、このくらい自分たちで支払うことができたはずですよね。
なぜこのような結果になったのでしょうか?
人々は知らず知らずに守っている買い物のルールがある|科学的におすすめのプレゼント
世の中、少なくとも日本では、安いものから高いものまで、いろいろな商品が揃っています。
値段は高くてもそれに見合うだけの品質だったら、あなたは十分にその商品に満足するかもしれません。だから、本当は値段の高い商品も視野に入れて比較する方が満足感は得られます。しかし、多くの人はそんなことをしていません。
多くの人はまず自分なりの価格の上限を決めて買い物をしていますね。
ランチは1000円まで、シャンプーは1200円まで、といった感じです。
あなたが2000円のランチを食べれないわけではないでしょう。しかし、普段消費している商品の全ての価格を2倍に引き上げて生活してしまったら、いまの生活は破綻してしまうでしょう。
つまり、あなたが1000円以下のランチしか食べないのは、あなたが誘惑に弱く、ランチについて例外を作ることが、生活全体を破壊してしまう危険性を感じているからなのです。
ちょっと贅沢させる|科学的におすすめのプレゼント
自分のお金では決して味わえないモノを、不安なしに味わうことができると人は嬉しいものです。
もしプレゼント選びに困っているなら、相手が普段使いそうだけど、そこにはあまり贅沢してないものを考え、その方向でちょっと贅沢をさせてあげるのが経済学的には喜ばれるのです。
ちょっといいシャンプー、ちょっといい化粧水、ちょっといい枕、そういった意外と身近にあるものでたくさん見つかることでしょう!
ぜひ参考にしてみてください!