投資を始める際には、信頼性のある証券会社を選ぶことが大切です。
しかし「どの証券会社がベストなのか分かりにくい」という方も多いのではないでしょうか。
本記事では、初心者の方に向けて、日本国内で人気のSBI証券と松井証券のそれぞれのメリットとデメリットを詳しく解説します。自分に合った証券会社を選ぶために、ぜひ参考にしてみてください。
- SBI証券と松井証券のそれぞれの特徴
- SBI証券と松井証券のそれぞれの手数料の違い
- SBI証券と松井証券、向いている人は?
- 初心者に向いている証券
SBI証券の特徴
SBI証券は、ネット証券として国内外で高い評価を得ている証券会社です。
手数料が比較的低く、豊富な投資商品を取り扱っていることが特徴です。また、初心者向けの情報やツールも充実しており、使いやすい取引画面で投資を行うことができます。その他のメリットや注意点についても解説します。
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松井証券の特徴
松井証券は、国内有数の老舗証券会社であり、投資家からの信頼も厚いです。多彩な投資商品やアドバイザリーサービスを提供しており、投資初心者から上級者まで幅広いニーズに応えています。その他のメリットやサポート体制についても紹介します。
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SBI証券と松井証券の手数料について
SBI証券と松井証券の手数料についてみていきましょう!
国内現物株
国内現物株の取引手数料の比較です。
SBI証券 スタンダードプラン (26歳以上) | SBI証券 スタンダードプラン (25歳以下) | (26歳以上) 松井証券 (26歳以上) | 松井証券 (25歳以下) | |
5万円まで | 55円 | 無料 | 0円 | 無料 |
---|---|---|---|---|
10万円まで | 99円 | 0円 | ||
20万円まで | 115円 | 0円 | ||
50万円まで | 275円 | 0円 | ||
100万円まで | 535円 | 1100円 |
SBI証券では、スタンダードプランの場合、1注文の約定ごとに手数料が発生しますが、一方で松井証券では1日の合計約定額に基づいて手数料が決まります。そのため、松井証券では1日に何度取引を行っても、約定代金が50万円以下であれば手数料は無料となります。
また、SBI証券と松井証券のどちらも、25歳以下の方には現物株取引の取引手数料が完全に無料となる特典があります。
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現物株以外の取扱商品など
国内現物株以外の取扱商品については以下の通りです。
SBI証券 | 松井証券 | |
投資信託取扱数 | 2640本 ※2021年8月現在 | 1505本 ※2021年8月現在 |
---|---|---|
外国株 | 米国株、中国株・韓国株など9ヵ国 | 国内市場に上場していない外国株の取り扱いはなし |
単元未満株 | 取り扱いあり | 取り扱いなし |
IPO取扱銘柄数 (2020年実績) | 85社 | 18社 |
SBI証券とは異なり、松井証券では海外市場の外国株は取引することができません。また、投資信託の取り扱い数も大きく異なるため、要確認のポイントと言えます。特にチェックしておくべきなのは、IPO(新規上場株)の取り扱い銘柄数の違いではないでしょうか。こちらについては、両社間で4倍以上の差がある点に注意が必要です。
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SBI証券のおすすめポイント
SBI証券のおすすめポイントについて、以下の3点を確認してみましょう。
- IPO取扱実績No.1
- 取引手数料がリーズナブルで多彩なプランが用意されている
- 幅広い金融商品が揃っている
IPO取扱実績No.1
「IPO」という投資用語は、企業が上場する際に、証券会社(幹事証券会社とも呼ばれます)を通じて株を一般の投資家に公開することを指します。投資家は公募価格で株を購入し、その後株式を保有することができます。手に入れたIPO株は上場後に売却することもでき、初値が公募価格を上回ることが多いため、投資家にとって魅力的な選択肢となっています。
SBI証券は、IPOの取扱いが非常に充実している証券会社として広く知られています。2020年のIPO取扱実績はなんと85件に上ります。同年に新たに上場した企業の約91.4%に相当し、多くの銘柄を取り扱っています。
取引手数料がリーズナブルで多彩なプランが用意されている
SBI証券は、株式取引手数料が低価格であることから、多くの投資家から高い評価を得ています。
スタンダードプランでは、取引金額が5万円以下の場合、手数料は55円、10万円以下でも99円という格安の料金体系です。1回の約定ごとに手数料が発生するため、取引が少ない方や少額取引を行う方にとっては、手数料負担はほとんど心配いりません。
さらに、スタンダードプラン以外に用意されているアクティブプランでは、1日の約定代金の合計額に基づいて手数料が設定されます。アクティブプランでは約定代金が100万円以下の場合、手数料は無料となりますので、こちらも注目です。アクティブプランの取引手数料は、以下の通りです。
約定代金 | 手数料 |
---|---|
50万円以下 | 0円 |
100万円以下 | 0円 |
200万円以下 | 1238円 |
300万円まで | 1691円 |
以降100万円増加ごとに | +295円 |
アクティブプランは、1日に複数回取引を行う方や、1日の約定代金が100万円以下の方にとって非常にお得なプランとなっています。また、手数料プランの変更はいつでもWebサイトから行うことができます。
幅広い金融商品が揃っている
SBI証券は、株式投資に限らず、他の金融商品にも興味をお持ちの方にとっておすすめです。投資信託の取り扱い数は約2600本あり、さらに外国株式も9カ国の株式が取引可能です。また、1株単位から購入できる単位未満株(S株)も取り扱っており、資金が限られている場合でも気軽に株式を購入することができます。
ネット証券会社最大手のSBI証券は、手数料の安さと金融商品の豊富さに定評があり、国内株式個人取引シェアNo.1の実績があります。
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松井証券のおすすめポイント
松井証券のおすすめポイントは、どのような点があるのでしょうか。以下の3点をご紹介いたします。
- 手数料がリーズナブル
- 充実したサポート体制
- 老舗のネット証券なので安心感がある
手数料がリーズナブル
手数料の経済性を重視される方には、松井証券がおすすめです。1日の約定代金の合計が50万円以下の場合、取引手数料は無料となり、100万円までの約定ならば1100円となっています。この手数料体系は、低価格の株式を繰り返し取引する方に特に適しています。さらに、25歳以下(未成年を含む)の契約者は、取引手数料が無料です。
充実したサポート体制
松井証券の魅力の一つは、手厚いサポート体制です。ウェブ上で簡単によくある質問を確認できるだけでなく、投資信託や株に関する相談について、それぞれ専用の電話相談窓口を設けています。これにより、サービス全般や特定の分野について必要な情報を迅速に入手できる環境が整っています。
さらに、契約者のパソコン画面を共有しながら相談できる「リモートサポート」も提供されており、パソコン操作に不慣れな方でも安心して相談を受けることができます。
老舗のネット証券なので安心感がある
松井証券は、1918年に創業した長い歴史を持つ独立系証券会社です。設立されたばかりで信頼性に欠けるという心配は不要です。また、ネット取引も1998年から開始されており、長い間培われたノウハウがあり、安心して利用できる環境です。
手数料の安さでも評判の良い松井証券。1日当たりの現物取引・信用取引の合計売買代金が50万円以下なら手数料無料と大変お得!低位株なら松井証券です。
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SBI証券と松井証券を徹底比較
SBI証券と松井証券の比較を行ってみましょう。特に注目すべきは、取引手数料と取引ツールの違いです。
取引手数料の比較
先述の通り、SBI証券(スタンダードプラン)の取引手数料は、5万円以下で55円、10万円以下で99円です。これに対して、手数料が50万円以下の取引は松井証券では0円となり、経済的に魅力的に感じることでしょう。ただし、松井証券の取引手数料は、51万円超100万円以下の取引では1100円となり、535円のSBI証券よりも高くなります。また、SBI証券のアクティブプランを選択すれば、100万円以下の取引は手数料無料となります。少額の取引を行う際にはこちらがお得です。
松井証券の場合、1日の約定代金の合計によって手数料が決まります。そのため、1日に何度も取引を行う方は、手数料が予想以上に高くなる可能性があることに留意してください。ただし、25歳以下の契約者は全ての取引手数料が無料となります。若年層の投資家にとっては、松井証券が選択肢として考えられるでしょう。
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ツールの比較
取引ツールの使いやすさも重要なポイントです。SBI証券はスマホ取引ツールが充実しています。株式だけでなく、「積立アプリ」や「米国株アプリ」といった取引商品ごとの専用アプリを提供しています。さらに、株式向けサイトや投資信託向けサイトなども用意されており、スムーズな取引が可能です。また、株式分析ツール「HYPER SBI」を使用すれば、マーケット情報の収集だけでなく、素早い注文も可能です。このツールはデイトレーダーにもおすすめです。
一方、松井証券はパソコン取引ツールに力を入れており、高機能な発注ツール「ネットストック・ハイスピード」は、積極的な株式投資を望む方に向いています。また、登録した銘柄の株価情報をリアルタイムで確認できる「株価ボード」は無料で利用可能です。これにより、取引初心者からデイトレーダーまで幅広い投資家が活用できるでしょう。
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初心者の方におすすめの選択肢は?
初心者の皆さんが口座を開設する際に気になるのは、SBI証券と松井証券のどちらを選ぶべきか、という点です。取引ツールに関しては、どちらの証券会社も充実していますので、純粋に株式取引を考えている場合、どちらを選んでも問題ありません。ただし、1回の約定代金は状況によって若干異なるため、自身の投資スタイルに適した選択を検討しましょう。
また、投資信託や外国株など、国内の現物株以外の金融商品取引を検討している場合には、取扱商品の幅が広いSBI証券を選択することもお考えください。
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SBI証券が向いている人・向いていない人
SBI証券が向いている人・向いていない人について説明いたします。
SBI証券が向いている人
SBI証券は、まだ投資を始めたばかりの初心者の方に向いています。手数料が低く、多種多様な銘柄を取り扱っているため、初心者から上級者へとステップアップしていく過程で、しっかりと活用できるでしょう。
SBI証券が向いてない人
SBI証券は、新規上場株式を購入したい方には向いていないかもしれません。多くの投資家がSBI証券を利用しているため、他の証券会社に比べてIPO抽選の当選確率が低くなる可能性があります。
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松井証券が向いている人・向いていない人
松井証券が向いている人・向いていない人について説明いたします。
松井証券が向いている人
松井証券は、取引コストを抑えたい方に向いています。初めから他のネット証券よりも低い手数料で取引ができ、50万円までの取引は手数料無料となっているため、コストを気にせずに投資を進めることができます。
松井証券が向いてない人
松井証券は、投資信託を行いたい方には向いていないかもしれません。他のネット証券会社が約2,500本の投資信託を取り扱っている中、松井証券は2021年8月3日現在で1,507本と取り扱う本数が少ないです。
SBI証券と松井証券に関するよくある質問
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