フォートナイトで稼ぐ方法とは？クリエイティブ2.0とエンゲージメント配当の仕組みを解説

2023年6月19日

フォートナイトと聞いて、何を思い浮かべますか？バトルロイヤルやパーティーロイヤルなどのゲームモードで遊ぶこと？キャラクターやアイテムのカスタマイズで自分らしさを表現すること？それとも、クリエイティブモードで自分だけの島やゲームを作ること？

フォートナイトは、これらの要素をすべて備えたオンラインゲームですが、それだけではありません。実は、フォートナイトはあなたにお金を稼ぐチャンスも与えてくれるのです。そう、フォートナイトで稼ぐことができるのです。

では、どうやってフォートナイトで稼ぐことができるのでしょうか？その答えは、クリエイティブ2.0とエンゲージメント配当にあります。これらは、フォートナイトが提供する新しい仕組みで、クリエイターに対して報酬を支払うものです。

この記事では、フォートナイトで稼ぐ方法として、クリエイティブ2.0とエンゲージメント配当の仕組みを解説します。また、フォートナイトの運営会社のエピックゲームズのビジョンについても紹介します。

フォートナイトとは？

まずは、フォートナイトについて簡単に説明しましょう。フォートナイトは、Epic Gamesが開発・運営するオンラインゲームです。2017年に発売されて以来、世界中で大人気となり、現在では1億人以上のプレイヤーがいます。

フォートナイトには、さまざまなゲームモードがありますが、代表的なものは以下の3つです。

バトルロイヤル
100人のプレイヤーが島に降り立ち、最後の一人になるまで戦うモード。武器やアイテムを拾って戦闘力を高めたり、建築物を作って防御したりすることができます。
パーティーロイヤル
バトルロイヤルと同じ島ですが、戦闘はありません。代わりに音楽や映画などのコンテンツを楽しんだり、友達とチャットしたりすることができます。
クリエイティブ
自分だけの島やゲームを作ることができるモード。建築やプログラミングなどのツールを使って自由に創作することができます。

これらのゲームモードはすべて無料でプレイすることができます。有料コンテンツとしては、キャラクターやアイテムのカスタマイズ用の通貨（V-Bucks）やシーズンごとに更新されるバトルパスなどがあります。

クリエイティブ2.0とは？

クリエイティブ2.0とは、フォートナイトがGame Developers Conferenceにて発表した新しい仕組みです。これは、クリエイティブモードで作った島やゲームを公開し、他のプレイヤーに遊んでもらうことで、報酬を得ることができるようになるというものです。

クリエイティブ2.0では、以下のような機能が提供されます。

島やゲームの公開：クリエイティブモードで作った島やゲームを、フォートナイト内の専用スペースに公開することができます。公開した島やゲームは、他のプレイヤーが検索やランキングなどで見つけて遊ぶことができます。
島やゲームの評価：公開した島やゲームは、遊んだプレイヤーから評価を受けることができます。評価は、星の数やコメントなどで表されます。評価は、島やゲームの品質や人気を反映する指標となります。
島やゲームの収益化：公開した島やゲームは、エンゲージメント配当という仕組みによって収益化することができます。これは、遊んだプレイヤーの数や時間などに応じて、報酬が支払われるというものです。

クリエイティブ2.0の収益の分配は、2023年3月1日から開始されています。

近年では、盛り上げあるゲーム業界への転職も進んでいます。

エンゲージメント配当とは？

エンゲージメント配当とは、クリエイティブ2.0で提供される収益化の仕組みです。これは、公開した島やゲームがどれだけプレイヤーに楽しまれているかを測る指標であるエンゲージメントスコアに基づいて、報酬が支払われるというものです。

エンゲージメントスコアは、以下の要素から算出されます。

プレイヤー数：島やゲームを遊んだプレイヤーの数です。多くのプレイヤーに遊んでもらえるほど高くなります。
プレイ時間：島やゲームを遊んだプレイヤーの合計時間です。長く遊んでもらえるほど高くなります。
リピート率：島やゲームを何度も遊んだプレイヤーの割合です。繰り返し遊んでもらえるほど高くなります。
レビュー：島やゲームに対するプレイヤーの評価です。高い評価をもらえるほど高くなります。

エンゲージメントスコアは、毎月集計されます。その後、フォートナイトが決めた配当金額に応じて、クリエイターに報酬が支払われます。

エピックゲームズが目指すビジョン

エピックゲームズは、フォートナイトをはじめとするゲーム開発事業に加え、ゲームエンジンやゲームストアを提供するプラットフォーム企業という側面もあります。同社のビジョンは、「メタバースの長期的なビジョンをサポートするため」と発表しています。

「メタバース」とは、インターネット上につくられる仮想空間のことで、現在世界的に注目されている分野です。エピックゲームズはメタバース領域に力を注ぎ、オンライン上で複数の社会の形成が推進されると考えられます。

実際にフォートナイトでは、オンライン上にユーザーが集まり同じ時間を共有しています。経済活動の側面でも、現実社会での消費よりも、フォートナイト上でのデジタルデータに価値を感じ、課金するユーザーもいることでしょう。このように、フォートナイト内でのユーザーの行動は、メタバースという新たな社会の確立に向けた歩みが垣間見えます。

エピックゲームズのメタバース進出はフォートナイトだけではありません。2021年、同社はとてもリアルなデジタルヒューマンを簡単に作成するアプリケーション「MetaHuman Creator」を発表し、早期利用の受付を開始しました。さらに、同年7月には3Dコンテンツ共有プラットフォーム「Sketchfab」を買収しました。

これらのようなメタバース構築を推進する動きは、2023年以降もさらに活発になると見込まれています。エピックゲームズは、クリエイターが自分の作品を自由に公開し、収益化することができる環境を作ることで、創作の可能性を広げています。これは、クリエイターにとってもプレイヤーにとっても魅力的な機会となるでしょう。

似たようなサービスとして、以前Roblox（ロブロックス）を取り上げました。