高配当ETFをおすすめしない理由とは?

高配当ETFはその名の通り、配当金が高い銘柄を集めたETFで、初心者を含む多くの投資家にとって魅力的に見えます。一見すると、安定した収入源となり得るように思えますが、実はこの投資手法には注意が必要です。この記事では、高配当ETFを推奨しない理由と、それに伴うリスクに焦点を当てて詳細に解説します。

目次

高配当株とは

高配当株は、株主に対して一般的に高い配当を提供する株式のことです。

投資家にとって、配当利回りが4%以上の株式は「高配当株」と見なされることが多いです。配当利回りは、年間の1株あたり配当額を現在の株価で割り、その結果に100を掛けることで計算されます。これは、投資に対する直接的な収益率を示す指標として用いられます。

配当利回り(%)=1株あたりの配当(年間)÷株価×100

さて、高配当株の世界では、特定の銘柄がその安定性と利回りの高さで知られています。これらの銘柄は、長期的な収益源として投資家に人気があり、安定したキャッシュフローを求める投資戦略において重要な役割を果たします。本記事では、そうした有名な高配当株の例をいくつか紹介し、それらが投資家にどのようなメリットを提供するのかを掘り下げていきます。

高配当株については以下の記事で詳しく解説しています。

高配当ETFがおすすめできない理由

高配当ETFは一見魅力的な投資オプションのように思えますが、実はいくつかの重要なデメリットがあります。この記事では、高配当ETF投資をおすすめしない主な理由を掘り下げ、投資家が知っておくべきポイントを詳しく説明します。

まず、高配当ETFの最大の弱点の一つは、複利効果を十分に活用できないことです。複利とは、利益を再投資し、その再投資された利益がさらに利益を生むプロセスを指します。多くの高配当ETFでは、得られた配当が再投資されず、単に配当として支払われるため、複利の力を最大限に活用することが難しくなります。これにより、長期的な資産成長の可能性が制限される可能性があります。

次に、信託報酬に関してです。ETFの利点の一つは低い管理費用ですが、すべての高配当ETFが低コストであるわけではありません。特に高配当ETFの中には、信託報酬が比較的高いものも存在します。これらの高い信託報酬は、長期的なリターンに影響を及ぼし、投資家の利益を損なう可能性があります。したがって、投資を検討する際には、各ETFの信託報酬を慎重に比較検討することが重要です。

これらの理由から、高配当ETFへの投資は一定のリスクを伴います。投資家はこれらのリスクを理解し、自身の投資目的や戦略に合わせて、適切な資産配分を行うことが求められます。また、投資に際しては、ファンダメンタル分析や市場の動向を十分に理解し、慎重な判断を行うことが重要です。

以下に主要なETFの信託報酬をまとめました。

種類銘柄信託報酬
海外ETFバンガード・米国高配当株式ETF (VYM)0.06%
海外ETFSPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF (SPYD)0.07%
海外ETFiシェアーズ 米国高配当株 ETF (HDV)0.08%
投資信託SBI・V・米国高配当株インデックス・ファンド0.11%
海外ETFウィズダムツリー 米国債券ファンド(利回り強化型) (AGGY)0.12%
国内ETFiシェアーズ MSCI ジャパン高配当利回り ETF (1478)0.19%
国内ETFダイワ上場投信-TOPIX高配当40指数 (1651)0.19%
投資信託楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド0.19%
海外ETFグローバル・X・S&P 500・クオリティ・ディビィデンド・ETF (QDIV)0.20%
投資信託SBI・iシェアーズ・米国ハイイールド債券インデックス・ファンド0.21%
海外ETFグローバル・X・米国優先証券ETF (PFFD)0.23%
国内ETFMAXIS 高利回リJリート上場投信 (1660)0.25%
海外ETFグローバルX 米国変動金利優先証券 ETF (PFFV)0.25%
国内ETFNEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信 (1489)0.28%
国内ETFOne ETF 高配当日本株 (1494)0.28%
国内ETF上場インデックスファンド 日本高配当(東証配当フォーカス100) (1698)0.28%
国内ETFNEXT FUNDS 野村株主還元70連動型上場投信 (2529)0.28%
海外ETFウィズダムツリー 米国株クオリティ配当成長ファンド (DGRW)0.28%
海外ETFウィズダムツリー 米国大型株配当ファンド (DLN)0.28%
国内ETFNEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信 (1577)0.32%

高配当株投資の知っておきたい4つの注意点

高配当株は魅力的な投資オプションですが、その背後に隠れたリスクに注意する必要があります。この記事では、高配当株投資に伴う主なリスクを4つに分けて詳しく解説します。

減配のリスク

高配当株はしばしば利益の大部分を配当に回しています。しかし、業績の悪化や経営戦略の変更により、配当額が減少するリスクがあります。減配は投資家にとって予期せぬ収入の減少を意味するため、注意が必要です。

株価下落のリスク

高配当株は、元本保証のない投資です。もし企業が赤字になれば、株価は下落し、配当の支払い能力も低下します。単に高配当であるという理由だけで投資することは、株価下落による損失を招く可能性があります。

業界リスク

高配当株の多くは一定の業界に集中していることがあり、その業界全体が景気後退に陥ると配当金が減少するリスクがあります。このため、異なる業種の株を組み合わせて分散投資することが重要です。

金利上昇リスク

金利の上昇は、株価の全体的な下落につながる可能性があります。金利が低下すると株価は通常上昇しますが、金利が上昇すると株価は下落する傾向にあります。

これらのリスクを理解し、投資戦略を慎重に計画することが高配当株投資の成功の鍵です。投資は慎重に行い、自分の投資目的やリスク許容度に合わせて資産を適切に分配することが重要です。

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まとめ 高配当ETFをおすすめしない理由とは?

本記事では、高配当ETFに対する一般的な誤解とそれに伴うリスクについて詳しく解説しました。高配当ETFは一見して魅力的な投資選択肢に思えるかもしれませんが、いくつかの重要なリスクが存在します。これらには以下が含まれます。

  1. 配当減少(減配)のリスク:企業の業績が悪化すれば、配当の減少や停止が起こり得ます。
  2. 株価下落のリスク:高配当株は元本保証がなく、市場の変動により株価が下落する可能性があります。
  3. 業界リスク:特定の業界に集中している高配当株には、その業界全体の不況が影響を及ぼすリスクがあります。
  4. 金利上昇リスク:金利が上昇すると、株式市場全体が下落する可能性があり、特に高配当株は影響を受けやすいです。

高配当ETFの投資判断を行う際には、配当利回りだけでなく、これらのリスク要因も考慮することが重要です。投資家はファンダメンタル分析やテクニカル分析を駆使して、総合的な視点から投資判断を行う必要があります。また、自身の投資目標やリスク許容度に基づいた慎重な資産配分を行うことが成功の鍵となります。高配当ETFは、投資ポートフォリオの一部として検討する価値はありますが、投資全体のバランスとリスク管理を重視し、多角的な分析に基づいて投資を行うことをお勧めします。

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この記事を書いた人

株式会社シュタインズ
「テクノロジー×教育の研究開発」を事業の基盤に、現在は金融教育サービス事業「Moneychat(http://moneychat.life/)」の企画と開発を進める。

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