ファイナンシャルリテラシーの必要性!投資は悪か?

人生100年時代」は、大袈裟な表現ですが、我々はこうした時代の変化に合わせた生き方を考えていく必要があります。

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医学の発展や経済成長に伴う栄養の改善などにより、人間の寿命は飛躍的に伸びました。戦後すぐの1947年当時は、男性が50.06歳、女性が53.96歳であった平均寿命が、この70年間で男性は80.09歳、女性は87.26歳までに伸びました。

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ファイナンシャル・リテラシーは必要か?

日本、アメリカ、ユーロ圏主要国の個人金融資産の状況はどうなっているのでしょうか?

2018年では、日本では家計の資産に占める現金・預金の割合が高く、50%を超えています。対してアメリカは現金の割合が低く、逆に投資信託、株式等の有価証券の割合が高いことが特徴です。

ユーロ圏は日本とアメリカの間くらいです。

現預金はリスクはほぼゼロである安全資産と呼ばれるもので、元本割れの危険性がない代わりに他の金融資産と比較して収益性(金利)は低めであることが特徴です。
しかし、これでは充分な資産を形成することができないかもしれません。

最近の日本国内の金利は1999年以降、ほぼゼロ金利のまま推移しています。これでは預け入れたお金は全く増えません。日本人がよりリスク回避的な性格を持っているから、という解釈も可能ですが、金融資産に対する関心の低さが金融資産への投資をためらわせているのでしょう。

仕事の収入に加えて、金融資産からの収入があれば、物質的にも精神的にも余裕のある生活が送ることができそうですね。国際比較を見る限りでは、欧米各国の家庭ではこうした努力が行われているようです。

今の日本の社会・経済環境を考慮すると、現在の生活、将来や老後の生活を国や政府に頼ることはできないでしょう。そのために、我々は金融に関する知識「ファイナンシャル・リテラシー」を身につけて、年代に応した資産形成を行う必要があります。

まずは賢い消費者となる勉強を始めましょう。

消費者としての知識を身につけて、収入と支出のバランスが取れるようになることが重要です。結婚や出産、住宅購入など人生のさまざまな場面で大きな支出が見込まれます。それらの知識を学ぶほか、準備として貯蓄を始め、余裕ができたら、投資信託や株式などリスクのある資産にも挑戦してみましょう。

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老後に必要な資金|ファイナンシャル・リテラシー

お金がなくても充実した人生は送ることができますが、経済的な裏付けは充実した人生を送る際に、お金は必要な要素です。

総務省の「家計調査(2017)」では、高齢無職世帯の収入は月平均約20万9千円です。一方の支出は、約26万4千円となっています。つまり、毎月の不足分は約5万5千円となりますね。

現在65歳の人の平均余命をおおよそ20年と考えると、老後の生活費のうち足りない額は、

不足分5.5万円×20年×12ヶ月 = 1,320万円

となります。

この試算はあくまでも平均的なサラリーマン家庭のケースです。またそのときの物価や情勢にも大きく影響されるでしょう。こういったことを知っておき、準備をするためにファイナンシャル・リテラシーが大切なのです。

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投資は悪か?|ファイナンシャル・リテラシー

投資することをあまり良く思わない人もいますよね。

確かにマネーゲーム的な投資行動が批判の対象になっていることは十分理解できます。「投資」という言葉を使っているが、単なるマネーゲームに過ぎないことも世の中多いです。

しかし、投資がなければ我々の経済は成り立ちません。企業は投資をしなければ、利益を産むことはできません。企業が投資するために必要な資金の多くは、我々の預貯金や投資からきているのです。

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さあ、人生に関わる「お金」のことについてSketSket Lifeで一緒に学んでいきましょう!

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この記事を書いた人

株式会社シュタインズ
「テクノロジー×教育の研究開発」を事業の基盤に、現在は金融教育サービス事業「Moneychat(http://moneychat.life/)」の企画と開発を進める。

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