ChatGPTよりすごいAIを作ってる?
上場したばかりで株価も期待値MAX?
大手企業も続々導入中?
それ、ほぼ全部ウソでした。

勝手ながら、粉飾決算銘柄・詐欺銘柄と命名させていただくのだ!
「PAI(パーソナル人工知能)」という近未来的な技術を掲げ、AI議事録ツールで一躍注目を集めたベンチャー企業・オルツ。
2024年に株式上場を果たし、時価総額は一時170億円を突破。AIブームに乗って、「次のテンバガー(10倍株)」とも噂され、多くの個人投資家が殺到しました。
しかしそのわずか10ヶ月後、オルツは上場廃止。
しかも原因は、売上の91%が架空だったという粉飾決算です。
証券市場に衝撃が走ったこの事件は、単なる「ベンチャーの失敗」ではありません。
日本の上場制度の穴、AIブームの暴走、そして初心者投資家のリスク意識の甘さまで、いろんな問題をあぶり出しています。
この記事では、オルツがどんなウソをついていたのか、なぜそれがバレなかったのか、そして投資初心者が絶対に学ぶべきポイントを、わかりやすく解説していきます!
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ちなみに、詐欺事件等は他にも解説してますので、ぜひ!


1. オルツってどんな企業?
“AIで人間を超える”
そんな夢物語を本気で語っていた会社がありました。
それが、今回粉飾決算で市場から叩き出された企業、「オルツ(alt)」です。


▶ 創業からのストーリー
オルツは2014年創業のAIスタートアップ。
当初から掲げていたのは、かなり野心的なビジョンです。
「PAI(パーソナル人工知能)を通じて、人間の意識・記憶・感情をクローン化する」
つまり、「自分のAIを作って自分の代わりに生きてもらう」というレベルの話です。


また、社員のAIクローン給料を支払うというようなことも言ってました。


これだけでもかなりSFですが、彼らはこのビジョンを本気で事業化しようとしていた。
そして、その一歩目として注目されたのが、AI議事録ツール「AI GIJIROKU」でした。





ただ、議事録機能はzoom等にも標準で備わっているし、どうやって進めるのかはあまり想像できなかったのだ
▶ 表向きは「期待の星」
2020年代のAIブームの中で、「会議を自動で記録・要約できるAI議事録ツール」は注目の的。
オルツもそれに乗って、以下のような実績をアピールしていました。
- 野村証券、JR西日本など大企業に導入
- 有料ユーザー2万8000件突破
- ChatGPTやGoogle Geminiを超える独自AIを開発中
さらに、自社開発の言語モデルが既存の大手AIを凌駕していると豪語し、AI業界内でも一部では話題に。





まあ冷静に見て、時価総額170億円程度の企業が、ChatGPTやGeminiを凌駕しているなんて、信用しづらい話なのだけれど……
それに中身はGPT4.0を使っているという噂も。
決算でもすごい数式を見せて、なんかすごそうに見せる努力もしていたようですが、中身は大したことない数式です。


これが功を奏して、2024年10月には東証グロース市場に上場を果たします。


▶ 時価総額170億円のバブル
上場直後、オルツの時価総額は一時170億円に到達。
「AI+上場直後=儲かる」という投資家心理もあり、個人投資家が殺到しました。
SNSやYouTubeでも、「次世代AI銘柄」「テンバガー候補(10倍株)」として多くの人が取り上げ、もはや夢の銘柄状態に。
▶ しかし、その成長は捏造だった
派手なビジョン、魅力的なサービス、実績、株価……
すべてが嘘をベースに作られた虚構だったのです。
- 売上の91%は架空
- 顧客数は水増し
- 大企業との導入実績も営業名義レベル
- 開発費や広告費も粉飾スキームの一部



調子に乗っているね〜
そして、この後わずか10ヶ月で、会社は上場廃止に追い込まれます。


株価も0に向かいます。


2. 粉飾決算って何?初心者向けにざっくり解説
オルツの決算分析に入る前に、そもそも「粉飾決算」とは何なのかわからない人も多いと思いますので、解説をしていきます。
「粉飾決算」と聞くと、なんだか専門的で難しそうですよね。
でも、やっていることは意外と単純で、要するにこういう話です。
▶ 本当はヤバいのに、決算書だけピカピカに見せるウソ
たとえば、
- 実際は売れてないのに、「めっちゃ売れてます」とウソを書く
- 赤字なのに、帳簿上だけ黒字に見せる
- 借金だらけなのに、「うちは健全です」と装う
そんなお化粧どころか整形レベルの数字の改ざんが、粉飾決算です。
▶ なんでそんなことするの?
理由はシンプル。
会社をよく見せたいからです。
- 投資家に「伸びてる会社だ!」と思わせたい
- 銀行に「お金貸して大丈夫です」と信用させたい
- 自分たち(経営陣)がボーナスをもらうため
つまり、会社の中身ではなく、見た目でカネを引っ張るためのウソです。



自分をよく見せたい系の人はそもそも危ないのだ
▶ よくある粉飾の手口
粉飾の種類 | 内容 |
---|---|
架空売上 | 実際に売ってないのに「売れた」と記録 |
循環取引 | 自分のカネをぐるっと回して売上を作る |
水増し顧客 | 実際に使っていない顧客も契約済みとする |
原価のごまかし | 実際よりコストを低く見せる |
オルツが使っていたのは、この中でも最も悪質な「循環取引+架空売上」の合わせ技でした。
▶ それ、犯罪じゃないの?
はい、完全にアウトです。
上場企業がやれば、以下のような刑事罰の対象になります。
- 有価証券報告書虚偽記載罪(金融商品取引法違反)
- 詐欺罪(他人を騙して金を得た)
- 特別背任罪(経営者が会社に損害を与えた)
オルツの場合、「経営陣が組織的にやっていた」「上場前から続けていた」「投資家に巨額の被害を出した」という意味で、最悪レベルの粉飾とされています。
▶ なぜバレないの? → 「監査」の盲点
オルツは最初の監査法人にバレて契約解除されましたが、別の監査法人を丸め込んで再上場にこぎつけたとされています。
つまり、「監査があるから大丈夫」というのは幻想。
悪意ある経営陣は、監査の目をすり抜ける仕組みを用意しているのです。
▶ 投資家の勘違いを狙った詐欺
粉飾決算は、ただの数字の誤魔化しではありません。
それは、
「嘘を真実として見せかけ、他人の財布からカネを引っ張る」
という、れっきとした金融詐欺です。
それに気づかず、「成長企業だ!」と信じた投資家は、オルツ株を高値でつかまされ、損を抱えたまま上場廃止を迎える羽目になったわけです。
3. 売上91%がウソだった具体的な仕組み|オルツの循環取引スキームとは?
オルツの粉飾決算の核心は、いわゆる「循環取引(じゅんかんとりひき)」という手口です。
一言で言うと、自分の金を自分に戻して、売上があったように見せるという構造。
▶ オルツが使っていた「SPスキーム」の流れ
オルツの循環取引は、社内で「SPスキーム」と呼ばれていたようです。SPとは「スーパーパートナー」の略。聞こえはカッコいいですが、やっていたのは極めて単純なマネー回しです。
以下のようなお金のループが仕組まれていました:
- 👉 表向きは「広告宣伝費」「研究開発費」として計上
- 広告代理店 → 販売パートナー(SP)へ業務委託費などの名目で資金を移動
- SP → オルツから「AI GIJIROKUのライセンスを購入」したように見せかける
👉 実際は、オルツの金を使って買っているだけ - オルツ → 売上として計上(でもカネの出所は全部オルツ)
➡ お金は一周回ってオルツに戻る。帳簿上は「売上」、でも実態はゼロ。
▶ それ、ただの自作自演です
この手法、冷静に見ると何も生産していないんですよ。
- 本当の顧客はいない
- 実際の市場開拓もしていない
- 製品が誰かに使われている事実もない
それなのに、帳簿上は「数十億円の売上!」と見せられる。
架空取引にしては悪質すぎるくらい、計画的だったのです。
▶ 金額のスケールが異常だった
調査報告書によれば、このSPスキームは2021年6月〜2024年12月まで約3年半にわたり続けられ、
- 架空売上:累計 約119億円
- 広告宣伝費:約115億円
- 研究開発費:約13億円
という異常な規模で資金が動いていました。
つまり、「AI開発に投資してる!」と言っていたお金のほとんどは、自分で自分を騙すための原資だったわけです。



この9割は嘘のだからなぁ


▶ 実際の数字と乖離しすぎていた実態
オルツが誇っていた表向きの数字👇
公称 | 実態 |
---|---|
有料契約 28,699件 | 実際は 5,170件 |
最近使っているユーザー | たったの 2,236件 |
売上の91% | 架空(=自作自演の売上) |
売上60億円のほとんどがAI GIJIROKUということ(自称)で、そのサービスの料金は以下の通りです。


全ての顧客が法人向けプランだったとして、売上60億ならば単純計算で、2754社の導入がないと成立しませんね。
9,000社突破ということを謳っているので、ここで整合性を出しているのかもしれません。


これ、もはや「ちょっと盛った」なんてレベルではありません。
企業ぐるみのウソというより、企業まるごとがウソだったのです。
- SP企業は実際には販売活動をしていない
- 「契約書」「請求書」など、見かけだけは完璧に揃えていた
- 複数企業を経由することで、カネの出所を見えにくくしていた
これにより、監査法人も証券取引所も、最初は見抜けなかったと言われています。
4. 数字の異常を決算書から見抜けたか?オルツ決算の不自然な点
「粉飾だった」と言われると、「じゃあ投資家は誰も気づけなかったの?」と思うかもしれません。
でも、実はオルツの決算書にはヤバい兆候があちこちに出ていました。
この記事を読んでいるあなたも、ちょっと数字をチェックするだけで「ん?」と気づけるポイントがいくつもあったんです。
▶ 損益計算書(PL)|売上60億、広告費46億って何それ?
まずはPL(Profit & Loss statement)=会社の収支を表す資料。
オルツのPLのポイント
項目 | 数値(例) | ツッコミどころ |
---|---|---|
売上高 | 約60億円 | 実際の売上は1割以下(=ほぼウソ) |
営業損失 | 23億円の赤字 | 普通、売上があるなら赤字は減るはず |
広告宣伝費 | 46億円 | AIの開発企業が、売上の77%が広告に使うとか理解できない |
従業員数 | 23人 | 広告費46億を誰が使い切るの? |
人件費 | 約2.4億円(平均900万/人) | 規模に対して高すぎる水準 |
- 売上60億あるのに、広告費46億&赤字23億って、もう稼ぐ気ゼロ。
- 広告で集客した形跡も薄く、「広告=売上の循環」だったことが後で判明。
- 23人の会社でこれだけの資金を動かしていたこと自体が異常。





しかもこれだけ広告をかけているのに、ほとんど聞いたことがない企業・サービスというのも怪しい……
▶ 貸借対照表(BS)|「資産が立派」は嘘だった
次に、会社の財務体質を見る「貸借対照表」。
オルツは上場当初、「自己資本比率が高い」「資産が健全」と評価されていましたが…
売上の9割が嘘 → そこに基づく資産も嘘 → 「資産があるように見えてただけ」
- のれん代(買収にかかる目に見えない価値)が膨らんでいた
- 人力文字起こし事業を買収してAI議事録を強化したと主張
- でも結局それすら循環の一部でしかなかった
➡ 見かけの資産はあるけど、中身はスカスカのエアー資産だったわけです。
▶ キャッシュフロー計算書(CF)|ここだけはごまかせなかった
決算書の中で最もウソがつきにくいのがCF(Cash Flow Statement)=お金の出入りの記録。
オルツのCFを見れば、こうなっていました:
おおまかな傾向
区分 | 内容 |
---|---|
営業CF | 大赤字(=本業でお金を生んでない) |
投資CF | 小規模な設備投資+買収 |
財務CF | ベンチャーキャピタルなどからの出資や借入で賄っていた |
つまり、本業でお金を稼げていないのに、投資家のお金だけで会社が回っていたという構図。
焼き畑農業のような経営だったのが見て取れます。
▶ 決算書をちょっと見れば違和感だらけだった
投資初心者でも、次のようなことに気づいていれば、立ち止まれたかもしれません
- 売上の伸びに対して、広告費が異常に多すぎる
- 利益が出ていないのに「顧客数◯万件」のPRだけが目立つ
- キャッシュフローがマイナス続き(=本業で金を稼げていない)
- 少人数のベンチャーなのに、スケール感だけがやたら大きい
5. なぜバレなかったのか?監査法人とザル審査の現実
ここまで読んで、「いやいや、これだけ不自然な数字があったなら、なんで上場できたの?」と思った人も多いはず。
答えはシンプル。
審査する側がザルだったからです。
▶ 一度はバレていた、それでも上場できた
実は、オルツの粉飾は上場前に一度バレていたようです。
- 最初に契約していた監査法人が粉飾の兆候に気づいて契約を解除
- ところがオルツは、別の監査法人を探し出し、問題を処理して再度上場準備を進行
- 結果、東証グロース市場に2024年10月、堂々と上場
要するに、「監査で落ちたら、別の監査法人に頼めばOK」という抜け道が存在していたわけです。
▶ 証券取引所の審査も書類ベース
オルツが上場したのは東証グロース市場。これは成長企業向けの市場で、スタートアップやテック系が集まりやすい枠です。
しかしこの市場、審査の実態はほぼ開示書類チェックのみ。
- 売上や顧客数が本当かどうかを現場で検証しない
- 契約書や請求書がそれっぽければ通る
- 「AI」とつけば、多少の無理も通ってしまう空気感
結果、オルツのような見た目だけ立派な嘘会社でも、するっと上場できてしまったのです。
▶ 主幹事証券会社もスルーしていた?
通常、上場時には主幹事証券会社(今回は野村證券)が企業の審査をサポートします。
にもかかわらず、これだけの粉飾を見抜けなかった or 見て見ぬふりをしていたという点も問題視されています。
- 開示資料をもとにマーケティング支援
- 監査資料を一緒に整える立場
- 投資家への説明責任もある立場
それでも、オルツのような数字の9割がウソな企業を市場に送り込んでしまった。
これは投資家への裏切り行為と言っても過言ではありません。
▶ ザル審査を突き抜けた企業の末路
- オルツは、見た目の「AI成長企業」になりすまし、時価総額170億円を獲得
- しかし中身は空っぽ
- 投資家は本物だと信じて高値で買わされて大損
- 粉飾が発覚 → 上場廃止 → 民事再生申請 → 終了
そして今、責任のなすりつけ合いが始まっている状態です。
▶ 結論:市場を信じすぎるな
上場=安心、監査済み=信頼できる、という常識は、オルツによって完全に崩れました。
「数字がキレイだから」「上場してるから」
→ それ、安心材料ではなく思考停止スイッチかもしれません。
6. オルツ事件で誰が損した? そして何を学ぶべきか
オルツ事件は、単なる経営破綻ではありません。
組織的な粉飾によって投資家を騙して金を巻き上げた、れっきとした金融詐欺です。
じゃあ、一体誰がどれだけ損したのか?
そしてこの事件から、私たち個人投資家は何を学べばいいのか?
▶ 一番損したのは「後から入った個人投資家」
同社にはジャフコ、SBIグループなどの大手ベンチャーキャピタルが出資。上場時点でキーエンス、TOPPANホールディングス、エムスリーなどの優良企業も株主に名を連ねていました。
- オルツの株式は2024年10月に上場
- 上場時点で多くの株はベンチャーキャピタル(VC)や関係者が保有
- 一般投資家が買えるようになるのは、上場後の市場取引から
つまり、市場に出た時点ですでに出来上がった虚像を高値で掴まされたわけです。
- 一般投資家の損失:15億円以上
- 実態としての企業価値:170億→実質10~20億
- ほぼ全員が大幅な含み損 or 紙クズを抱える結果に
▶ ベンチャーキャピタルも被害者だった?
オルツの株主構成を見ても、VCの多くは粉飾発覚前に株を処分していなかった様子。
つまり、彼らもだまされていた側の可能性が高い。
ただし、審査や経営監視の責任がゼロとは言い切れませんので、なんとも言えません。
▶ 社会全体へのダメージ
この事件のせいで、
- スタートアップ業界全体への信用が落ちる
- 誠実なベンチャーまで資金調達が困難に
- 「AI=怪しい」というイメージを持つ人が増える
真面目にやってる会社がとばっちりを食う構造です。



でも、最近のスタートアップ界隈も調子に乗って変な方向になっている気もするのだ……
🧠 投資初心者が学ぶべき5つの教訓
- 「上場=安全」じゃない
- 上場企業でも、やろうと思えば堂々と嘘がつける。これは現実です。
- 「AI」「未来感」に弱いとカモにされる
- カタカナと横文字でなんかすごそうと思ったら負け。冷静に中身を見ること。
- キャッシュフローを見るクセをつけよう
- 利益だけじゃなく、お金がちゃんと入ってきてるか?出ていってないか?をチェック。
- 「広告費が多すぎる会社」は要注意
- 広告で見せかけの成長を演出してる企業は、かなりの確率でヤバい。
- これは本物っぽいじゃなく、これはおかしいかもと疑う習慣を
- 違和感をスルーしない。「なんか変だな」と思ったら、一度調べるだけで損失は防げることもある。
✅ オルツの粉飾決算まとめ:夢の裏にあったのは、ただの嘘だった
オルツは、「AIで人類を進化させる」と語り、投資家の資金を集めました。
でも、その中身は売上の91%が架空という空虚なバブル。
そして、バブルは弾けた時に一番多くの犠牲者を出す。
それが後発の個人投資家だったことを、私たちは忘れてはいけません。
粉飾決算は英語で “Creative Accounting” と言いますが、


オルツの言う、「超創造的であれ、恐れ知らずであれ、自分の価値を最大化せよ」の意味は、粉飾決算を暗示していたのかもしれません。
最後に地雷株の特徴をまとめておきます。
- 売上のわりに広告費が異常に多い
- 広告に金をかけすぎている会社は、イメージで勝負してるだけの可能性あり。
- キャッシュフローがずっとマイナス
- 本業で現金が稼げていない企業は、投資家や借金に頼るしかない=不健全経営。
- 成長してるのに赤字が拡大している
- 普通は売上が伸びたら黒字化していく。「伸びてるのに赤字」は疑え。
- 技術・サービスの中身がふわっとしてる
- 「世界初」「AIが進化」「感情をコピー」など、なんかすごそうだけで中身が説明できない企業は危険。
- ビジョンが美しいけど現実が追いついてない
- 「労働から芸術へ」みたいなミッションに酔ってる会社ほど、現場は赤字の山だったりする。
- 顧客数や契約数が極端に多い(気がする)
- 「1年で9000社導入!」などの数字は、自社サービスの料金体系と照らして冷静に考えるべき。
- 監査法人がコロコロ変わっている
- これはかなりの赤信号。監査に問題があって切られた可能性大。
- 「ChatGPTより優秀です」と言い張っている
- 大手テック企業よりすごいって言うスタートアップ、9割はハッタリです。
マネーチャットでは、超初心者から中級者の方にぴったりな投資の学校を運営しています。毎週の動画学習に加え、毎日の経済解説、そしてみんなと一緒に学習したり意見交換したりする場を作っています。
とりあえず無料で1ヶ月やってみよう! =>
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