FOMCって何?金融市場への影響や重要な経済指標について

こんにちは!

テレビの金融ニュースでよく聞く“FOMC”、気になりませんか?投資家たちの注目度が非常に高く、FOMCに関連した報道が市場を大きく揺さぶることもあります。

では、FOMCって具体的に何でしょうか?ざっくりとは「米国の金利を決定する会議」という認識があるかもしれませんが、もっと詳しい説明が難しいと感じる方もいるでしょう。

そこでこの記事では、FOMCの基本的な知識から、投資に有益な情報までを解説します。FOMCがどのように金融市場に影響を与え、どの経済指標に注目すべきか、一緒に理解していきましょう。

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目次

FOMCとは?

FOMCとは、「Federal Open Market Committee」の略で、「連邦公開市場委員会」と日本語に訳されます。日本では日本銀行が金融政策を決める会合で政策金利を決定しますが、FOMCは米国版のその会合に相当します。

FOMCでは、雇用の最大化と物価の安定を目指し、経済の状況について話し合い、政策金利を決めます。米国の中央銀行であるFRB(連邦準備制度理事会)の理事7名と、米国12地区の連邦準備銀行総裁12名の計19人が参加し、その中でFRB理事7名、ニューヨーク連銀総裁1名、他の地区連銀総裁4名(1年ごとに変わる)の計12人が投票権を持っています。

FOMCは6週間ごとに年に8回の頻度で開催され、その内容や発表された政策金利は市場に大きな影響を与えることがあります。こうした情報は投資家にとって重要で、市場の動きを理解する上で注目すべきポイントです。

FOMCの日本市場への影響

FOMCが米国市場に与える影響は理解しやすいですが、日本市場にもなぜ影響を及ぼすのでしょうか?その理由は、米国が世界最大の経済大国であり、世界経済の中心であるためです。日本市場は米国市場とのつながりが強く、FOMCの結果が広がりやすい傾向があります。そのため、日本の投資家もFOMCには高い関心を寄せています。

株価への影響

金利と株価はシーソーのような関係にあります。一方が上がればもう一方が下がる仕組みです。FOMCで金利が上がると、企業がお金を借りにくくなり、事業が縮小し、利益が減少するため、株価は下がる傾向があります。逆に金利が下がると、企業がお金を借りやすくなり、事業が拡大し、利益が増加して株価は上がる傾向があります。

為替への影響

FOMCの結果は為替にも影響を与えます。金利の高い場所から低い場所へお金が流れる基本原則が関与します。FOMCで金利が上がると、他の通貨を売って米ドルを買う流れが起きます。日本が長らく超低金利なので、日米金利差が拡大すると、円安ドル高になる傾向があります。逆に金利が下がると、円高ドル安に傾くことがあります。

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FOMCが景気動向を判断する際の経済指標とは

FOMCでは、さまざまな経済指標を基にして議論が行われ、金融政策が定められます。特に以下の経済指標は景気動向の判断に使われ、これらが発表されると市場に影響を与えることがあります。

FF金利(フェデラル・ファンド金利)

米国の銀行間でお金を融通する際の金利です。FOMCが定める「金利」は、このFF金利の目標を指します。言い換えれば、FF金利は実際の米国政策金利です。

米国雇用統計

毎月第1金曜日に発表され、米国の雇用状況を示す指標です。多くの情報がありますが、特に注目されるのは非農業部門雇用者数、失業率、平均時給です。これらのデータから景気の状態が見られ、景気が過熱している場合、FOMCが利上げを検討するとの予測が生まれます。利上げが予測されると、株価が下がり、ドルが高くなることがあります。

消費者物価指数(CPI)

米国の物価変動を示す経済指標です。前年同月比でインフレ率が高い場合、FOMCが利上げを検討する可能性が高まります。最近ではCPIの発表が株価や為替市場に大きな影響を与えています。2022年には米国がインフレ抑制のために利上げを実施し、これがドル高円安の原因とされました。

国内総生産(GDP)

GDPは米国内で生産された財やサービスの付加価値の総額です。速報値や改定値、確定値がありますが、特に注目されるのは速報値です。GDPが拡大していると景気が上向いていると見なされ、これが株価上昇の要因になります。

ISM製造業景況指数

全米供給管理協会(ISM)が公表する製造業の景況感を示す指標です。製造業の購買責任者へのアンケートから算出され、50%を上回ると景況感が良いと判断され、50%を下回ると景況感が悪いと見なされます。

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FOMC後にはこれらに注目しよう

FOMCでは政策金利に注目が集まりますが、それだけではありません。FOMC後の声明文や記者会見、議事要旨には、相場の今後を知るヒントが含まれています。

声明文

声明文には、政策金利の決定理由や背景、今後の方向性などが書かれています。米国経済の現状や今後の展望がどう考えられているかが分かります。たとえ今回政策金利に変更がなくても、将来の変更が示唆されることがあり、声明文の内容が市場に与える影響は大きいです。

記者会見

声明文発表後にはFRB議長による記者会見があります。ここでは、声明文にない新しい情報が明らかにされることもあります。金融政策を担当するFRB議長の発言は市場で高い注目を集めます。

議事要旨

FOMCから3週間後に公表されるのが、FOMCの内容を要約した議事要旨です。基本的には声明文や記者会見で内容が公表されているため、新しい情報は少ないですが、議論の詳細が分かるため市場参加者から注目を集めます。

まとめ FOMCの理解と注目ポイント

いかがでしたでしょうか?

FOMCがなぜ投資家から注目され、どのような影響があるかを解説してきました。基本法則として、「金利が上がれば株価は下がる」「お金は低金利から高金利へ流れる」と覚えることで、世界経済の動きを読み取ることができます。

FOMCは年に8回開催されます。そのスケジュールを把握し、議題や結論に注目しましょう。本文で紹介した経済指標から仮説をたて、FOMCの結果と市場への影響を確認することで、これらの相関性に対する理解が深まります。これらの情報を元に、投資や経済の動向を見極める手助けとなるでしょう。

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この記事を書いた人

株式会社シュタインズ
「テクノロジー×教育の研究開発」を事業の基盤に、現在は金融教育サービス事業「Moneychat(http://moneychat.life/)」の企画と開発を進める。

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