ゲームで稼ぐ?いま世界中の若者やZ世代に大人気のRobloxを徹底解説!

あなたに小学生から高校生くらいのお子さんがいる方なら、お子さんたちはRoblox(ロブロックス)に熱中しているかもしれません!
Roblox(ロブロックス)とは、アメリカに拠点を構えるオンラインゲーミングプラットフォームのことを指します。最近では、メタバースとも表現されています。

単純なゲームがRoblox(ロブロックス)には多いですが、それでも約2000万もの無数のゲームをホストしています。
そしてそれだけでなく、Robloxの提供しているゲーム開発ソフトウェアであるRoblox Studioで自分でゲームを作って公開し、他のユーザーに遊んでもらうことが可能です。

ここまで聞くと、Roblox(ロブロックス)はただ単に世界中のプレイヤーとゲームができる、そして自分で作ったゲームを公開することができるサービスのように聞こえますが、一番の特徴は、作ったゲームで稼ぐことができるということです!

つまりRoblox(ロブロックス)は、オンラインゲームであるだけでなく、GameFi、そしてLearn to Earnを代表するゲームタイトルなのです。

そこで今回は、ゲームで稼ぎたいGameFiをやってみたい、メタバースで稼ぎたい人のために、Robloxを徹底解説いたします。

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目次

Robloxとは?

Roblox(ロブロックス)とは世界中で、ユーザーによって制作されたオリジナルゲームを遊んだり、制作したゲームをRobloxで公開することで稼ぐことができるGameFi(ゲームファイ)、メタバースです!

まだまだ日本では認知度が低く、ユーザー数も少ないですが、Roblox(ロブロックス)は全世界で絶大な人気を誇っています。

月間の全世界ユーザー数は2億200万人(2021年4月時点)、Webサイト訪問数は7億9200万回を超えているようです。特に欧米とアジアでの人気が非常に高く、教育分野にも積極的に活用されています。

Roblox(ロブロックス)は、スマートフォン(iOS・Android)やPC(Windows・MacOS)、Amazonデバイスから遊ぶことが可能です。ペット育成からピザの配達、対戦型シューターなど、さまざまなゲームを無料または有料で遊ぶことができます。

ゲームで稼ぐ?Robloxの魅力とは!

Roblox(ロブロックス)の魅力は大きく分けて二つあります。

  1. 広いメタバース空間で、世界中のプレイヤーと様々なゲームを遊ぶことができる
  2. ゲームを自作して稼ぐことができる

一つずつ見ていきましょう。

広いメタバース空間で、世界中のプレイヤーと様々なゲームを遊ぶことができる

Roblox(ロブロックス)の大きな魅力の一つは、広いメタバース空間で、世界中のプレイヤーと様々なゲームを遊ぶことができるということです。

Roblox(ロブロックス)はコロナ感染ウイルスによって世界中が隔離されている間、ユーザーが仮想のプライベートな誕生日パーティーや、交流の場となるメタバース空間として成長しました。

コロナ禍真っ最中の2020年7月の時点では、Robloxは1億5000万人以上の月間アクティブユーザーを抱えています。驚くべきはその大多数を占めているのが18歳以下の子どもたちやZ世代という点です。ゲームで扱うアバターは、レゴブロックのようなカジュアルな見た目をしており、欧米ではすでにマインクラフトやフォートナイトのような高い人気を獲得しています。

しかし、Roblox(ロブロックス)は,リリース当初から爆発的な人気を獲得していたというわけではありません。

元々は「DynaBlocks」というタイトルで2004年にβサービスが行われていました。そのあと2005年に現在の「Roblox」へと名称変更し、そして2006年9月に正式リリースへと至っています。

そしてコロナ禍の2020年ごろからデイリーアクティブユーザー数が上昇し,急成長を遂げ、いまのような爆発的に人気を獲得しました。

Robloxは自作ゲームで稼ぐことができる

Roblox(ロブロックス)のもう一つ大きな特徴が、専用ゲームエンジンRoblox Studioでユーザー自身が制作したゲームを配信・公開することができるという点です!

現在は200万人以上の開発者たち(基本的にはユーザー)が日々ゲームを作っており、中には「Adopt Me!」「Meep City」など数十億~数百億回プレイされたゲームもあります。

さらにRoblox(ロブロックス)は自作ゲームを公開できるだけでなく、自作したゲームで稼ぐことができるGameFi(ゲームファイ)ということです。これが今までのゲームになかった概念でしょう。

ゲーム内通貨の「Robux」を通して収益化が可能で、有償のゲームの配信やアバター用コスチュームなどの販売もできます。ただし自作ゲームを収益化するにはサブスクに登録する必要があります。

VR方面では「Steam VR」にも対応しています。Roblox社CEOであるBaszucki氏はNintendo Switch、PlayStation、Oculus Questを将来の理想的なプラットフォームとして挙げており、今後実現への取り組みが注目されています。


全国紙の1つ、日本経済新聞(日経新聞)にも過去に取り上げていましたが、「Roblox」は“ゲーム版YouTube”と表現されることも多いようです。

前述したようにRoblox(ロブロックス)では、アプリ内課金が利用されると開発者に収益が発生するという仕組みです。そのためYouTube(YouTuber)を連想する人も多いのでしょう。

Z世代、これからの子供たちのベースとなるGameFi系メタバースRoblox

生まれたときからインターネットが存在していた現在の子供たち、そしてオンラインの世界に慣れ親しみ、インターネットリテラシーの高いZ世代の若者たちにとって,「Roblox」はSNSなどと変わらないコミュニケーションツールの1つなのかもしれません。

3Dの仮想空間・メタバースは、今の子どもたちにとって、昔の子供たちが野球やサッカーをしていた公園のような存在なのです。

Roblox(ロブロックス)内のゲームの多くは、時間やお金をかけてキャラクターを育成するような作業要素はありません。

ゲーマーのためのゲームであれば、技術力を向上するためにゲームを練習したり、課金して強いアイテムを入手したりする必要があるかもしれません。それがゲームの醍醐味だったりします。

しかし、現在Z世代をはじめとする多くの若者が目的とするのは、ゲームで勝ち負けを競ったりすることではなく,ゲームを通じた交流なのかもしれません。

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この記事を書いた人

株式会社シュタインズ
「テクノロジー×教育の研究開発」を事業の基盤に、現在は金融教育サービス事業「Moneychat(http://moneychat.life/)」の企画と開発を進める。

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